QSTが目指す未来

QSTは、量子科学技術を活用して
夢のような未来の実現を目指しています。

QSTが取り組んでいる
4つのプロジェクトをご紹介します!

PROJECT 01

量子の「手」と「目」で
ミクロな世界を探究。
生命の謎を解き明かす未来。

量子の「手」と「目」で ミクロな世界を探究。 生命の謎を解き明かす未来。

ものすごく小さな「量子センサ」で細胞内のミクロな世界を探索し、「生命とは何か」という大きな謎に迫っています!

プロジェクト紹介

私たちは、量子科学技術の研究開発やその実用化に欠かせない「量子マテリアル」の基礎研究を手がけるとともに、実際に量子マテリアルを材料とした量子デバイスを用いて、体内のミクロな反応を捉え、生命の謎を解き明かすことに挑戦しています。
この謎を解く鍵となるのが、量子デバイスの一つである、細胞内に入り込めるほど小さな「量子センサ」です。量子センサが周囲の温度・磁場などを検知する「手」や「目」として細胞レベルの生命現象を捉えることで、「生命とは何か」の解明に迫ります。
量子科学技術のエキスパートかつ発展を支える拠点として、未来を切り拓いています。

これまでの歩み

これまでに、「量子マテリアル」を用いて作製したナノダイヤモンドセンサ(ダイヤモンドでできた量子センサ)を細胞内へ導入し、細胞の挙動を明らかにする試みを行ってきました。また、再生医療の現場では、細胞培養の様子を量子センサで観察し、細胞が育つのに最適な環境を特定する研究も進めています。他にも、認知症の原因となるたんぱく質が凝集する様子を観察するなど、医療に役立つ研究が進んでいます。量子の特殊な性質で革新的なものづくりを可能にする「量子マテリアル」の研究開発と共に、その活用も一手に担い、量子科学技術を未来に繋いでいます。

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PROJECT 02

新世代の治療法で
がんや認知症を克服。
自分らしい健康長寿がかなう未来。

新世代の治療法でがんや認知症を克服。自分らしい健康長寿がかなう未来。

がんを切らずに治療できる方法や、認知症を早期発見・治療できる方法を研究し、「がん死ゼロ・認知症ゼロ」の未来を目指しています!

プロジェクト紹介

研究を実験室で終わらせず、人々や社会の「ウェルビーイング」に繋ぐことが私たちの使命です。
誰もが自分らしく健康に暮らせる未来に向けて、「がん死ゼロ・認知症ゼロ」を目指した最先端の治療・早期診断の研究を進めています。
また、日本の被ばく医療体制の中心的な存在として、万一の放射線災害時には先頭に立って国民を守る強固な体制も有し、人々を守る拠点としての役割も担っています。

これまでの歩み

がん治療では、“切らずに治せる”重粒子線がん治療装置「量子メス」の研究開発を進めています。治療装置の小型化・高度化を実現し、誰もが最先端の重粒子線がん治療を受けられる社会を目指しています。また、体の外側からの治療が難しいがんに対して、体の内側から治療できる放射性薬剤の開発も進めています。
認知症治療では、脳の様子を可視化し、認知症の原因を細かく分析することで、治療に繋がる研究開発を進めています。

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PROJECT 03

地上に「太陽」を!
人類究極のエネルギー源を
この手に掴む未来。

地上に「太陽」を!人類究極のエネルギー源をこの手に掴む未来。

太陽が輝くのと同じ原理で、海水から得られる燃料を用いて膨大なクリーンエネルギーを生み出す究極の発電方法。その実現に一歩ずつ近づいています!

プロジェクト紹介

私たちは、太陽が輝く仕組みである「核融合」を利用した「フュージョンエネルギー発電」の研究開発を進めています。この発電方法では、燃料を海水から抽出でき、わずか1グラムの燃料から石油8,000キログラム(8トン)分もの膨大なエネルギーを取り出すことができます。二酸化炭素を排出せず、資源も枯渇しないこの「究極のエネルギー発電」によって、地球環境を守りながら人類の営みを持続可能にする未来を目指しています。

これまでの歩み

フュージョンエネルギー発電の実現に向け、トカマク型超伝導プラズマ実験装置JT-60SAの研究開発と超大型国際プロジェクト「ITER(イーター)計画」の推進に取り組んでいます。JT-60SAは世界最大の超伝導トカマク装置であり、ITERの運転に必要となるプラズマ物理・工学データを先行して取得できる日本が誇る先端研究基盤です。プラズマ制御、超伝導磁石、加熱・電流駆動技術、材料開発など、多様な専門分野が連携しながら、フュージョンエネルギーの実現に向けた研究の最前線を走っています。

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PROJECT 04

量子ビームで
「見えない世界」を可視化する。
物質の真価を引き出す未来。

量子ビームで「見えない世界」を可視化する。 物質の真価を引き出す未来。

物質の性質を変化させ、新たな性質を生み出す「量子ビーム」。その光は、見えなかった世界も明るく照らし、「あったらいいな」を実現します!

プロジェクト紹介

極微の「見えない世界」を可視化し、物質の性質を操れる「量子ビーム」。その開発と活用を通じて、医療、農業、工業など様々な分野で新たな価値の創出に取り組んでいます。 QSTは世界トップレベルのレーザー装置や量子ビーム施設群を有しており、幅広い分野での研究開発を牽引しています。そして、研究開発で得られた知見の共有や、施設設備の共用により、外部と研究成果を共創する土台づくりも担っています。

これまでの歩み

量子ビームはこれまで、量子科学技術の骨子となる材料「量子マテリアル」や、「ナノダイヤモンドセンサ」などの量子センサの研究開発に用いられてきました。また、物質材料や生命・医療、量子エネルギーを支える加速器の開発にも活用されています。近年では、「量子メス」開発の一歩となるレーザー加速器の開発にも貢献し、医療分野に役立つ治療装置の小型化にもつながっています。
そして、量子ビームを発生させる巨大施設「NanoTerasu」の誕生により、太陽光の約10億倍にも及ぶ明るい光で、これまで見えなかった視野を明るく照らすことも可能になりました。
QSTでは、極限の環境や未知の世界への挑戦を続けていくため、超高性能な大型施設群を活用しながら、これからも研究開発の第一線を進み続けます。

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理事長メッセージ

理事長のポートレート
「希望のある所に、成功は訪れる」

QSTのパーパスは、
量子で夢をかなえ未来を拓く〜量子で新しい日本を創り、量子で世界を幸せにする〜
です。

量子科学技術は、その礎となる量子力学に100年の歴史を有しています。私たちが目指すのは、今後100年、200年先も、量子科学技術が希望であり続け、そして人類の幸福を生み出す基盤となる、そんな未来です。

QSTは、量子科学技術に関わる研究開発を通じて、新たな価値を創出・提供することで、経済・社会・環境が調和した持続可能な未来社会の実現に取り組んでいます。

これまでに紹介した4つの分野の研究開発には、そのどの分野においてもプロフェッショナルとして貢献する職員がいます。世界最高水準の研究開発成果を生み出す研究職、文科省所管の国立研究開発法人の中で唯一の病院である「QST病院」で活躍する医療職、世界でも唯一無二の研究機関施設群を支える技術職、そして研究機関の運営を支える事務職。生まれた年代や国籍も異なる職員たちが、それぞれのバックグラウンドを分かち合い、響き合いながら、人類社会が抱える課題を克服しようと取り組んでいます。

QSTだからこそ、科学技術を通じて社会に貢献したいと考えている一人一人が、必ず活躍できると信じています。QSTだからこそ、あなたの希望は成功を呼び、人類の新たな未来の創造につながると信じています。

世界最先端かつ高性能な大型研究開発施設と、その基盤技術を活用した研究開発に。
QSTが実現する、新たな量子科学技術が活きる100年後に。
そして、誰よりも自らの研究開発を信じ、人類のよりよい明日を拓いていくQSTの職員に。

少しでも希望を見出したあなたと、いつかお会いできる日を心待ちにしています。

量子科学技術研究開発機構 理事長 小安 重夫

夢のような未来を、
一緒に実現しませんか?

笑顔で並ぶ3人のQST職員

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QSTでの仕事内容やキャリアパス、先輩インタビューを、職種別にご紹介します。

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