より効率的・効果的な仕組みづくりで
研究開発の発展を支えたい
普段のお仕事内容を教えてください
私が所属する企画課は、QSTを所管している文部科学省との連絡窓口を担っています。文科省からの、法人運営に関する重要な連絡から様々な質問まで、機構内の担当部署や役員などと連携・相談しながら対応しています。
また、QSTの研究開発や全体のマネジメントといった法人運営に対し、外部の有識者から評価を受けるための会議・委員会の運営を担当しています。様々な会合がありますが、直近では外国人有識者を招いた国際会議に向けた調整を行っています。
これまでにQSTでどのような仕事を経験しましたか?
1〜2年目は、京都(木津地区)にある「関西光量子科学研究所」の経理・契約課(当時)で契約業務を担当しました。官公庁やQSTのような国立の研究機関では、物品やサービス調達のために企業等と契約する場合、「一般競争入札」などの公正な手続きが必要です。私はその担当者として、入札の公告から契約書の取り交わしまでの一連の手続きや、研究現場・契約業者との調整を主に経験しました。
3年目以降は、千葉地区で現在の仕事に従事しています。
QSTに入った理由・決め手は何でしたか?
学生の頃は「日本の研究力が低下している」という話題について関心があり、研究者が研究に専念できる環境作りに貢献できないかと考えていました。就職先の候補として大学や公的研究機関を見ていく中でQSTに出会い、比較的新しくて柔軟な考え方の組織だと思ったことや、1Dayインターンで先輩職員とお話した際にとても話しやすかったことが決め手となり、QSTに入りました。
QSTを知ったきっかけや、当時の印象について教えてください
就活サイトで研究機関を色々探していたところ、QSTの存在を知りました。地元は千葉ですが、「千葉にこんなところがあったんだ」と、その際に初めて知りました。他の国立研究開発法人は名称からなんとなく研究開発の内容がわかりますが、QSTは名称を見ても初めは全く想像がつかず、逆に興味を駆り立てられたように思います。
入職前と入職後のギャップはありましたか?
QSTが行っている研究開発についてはHP等を通じて入職前から認識していましたが、正直なところ事務職の日常業務はよくわかっておらず、漠然と「研究に関係する仕事を、自由にアイデアを出し合って進めていくのだろう」と思っていました。しかし、最初の配属先では官公庁と同様のルールに沿った契約手続きを経験し、事務職は公務員的な業務をする側面も大きいという印象を受けました。
日々の仕事で心がけていることはありますか?
「目の前の業務は何のために行うのか」を常に意識しています。事務職はルールに基づいて業務を行うことも多いため、つい目先の手続き等を効率化することに意識が向いてしまいますが、国立研究開発法人のミッションである「研究開発成果の最大化」のために本当に必要な制度、ルール、手続きは何かを考えながら業務に取り組むよう心がけています。
QSTでの働きがいを教えてください
様々な部署と連携しながら仕事を進めていく点に働きがいを感じます。例えば現在準備を進めている国際会議の実施に向けては、当日の資料作成に関しては役員や研究者、旅費に関しては人事部、業者との契約や文書処理に関しては財務部、といったように、課内だけではなく他部署の関係者との相談も欠かせません。それぞれの立場や知見を持つ方々と連携しながら、よりよい形を模索していくプロセスこそが、私にとって大きな働きがいになっています。
仕事で得られた達成感や、嬉しかったことなどがあれば教えてください
経理・契約課に所属していた1〜2年目の頃はちょうど「NanoTerasu」の建設に向けた契約業務のピークを迎えており、かなりの仕事量に追われていました。その後、「NanoTerasu」が完成したのは企画課に異動してからでしたが、計画を前倒してファーストビーム(装置から取り出した放射光の最初の観測)を達成したとの知らせを受け、大々的な報道も目の当たりにして、当時の苦労が報われたように思い「頑張ってよかった」と思いました。
逆に難しかったことや、失敗してしまったことはありますか?
契約業務を担当していた際は常に複数の案件を抱えており、マルチタスクの管理が難しかったです。最初のころはきちんと優先順位付けができておらず、締め切り間際に慌てて関係者に確認を取ったりといった失敗も経験し、業務の進捗管理の重要性を身をもって感じました。
QSTに入ってから、成長できたと思うところを教えてください
目上の人に対しても怖気づかずに接することができるようになったと思います。企画課では、理事長をはじめとする役員の方々と直接相談をする機会が多く、最初のころは正直とても緊張しきっていました。しかし、自分の意見を聞き入れていただける経験も通して、役職や立場に関わらず、目上の方も「一緒に問題を考える相手」だと認識するようになりました。
ご自身が、QSTで目指している未来はありますか?
QSTが更に効果的・効率的な研究開発を行うために、必要な仕組みを提案できるような職員になりたいです。まだまだ勉強不足だと感じているので、様々な部署での経験や国内外の事例などから学びを深めたいと思います。
QSTはどんな職場だと思いますか?
分からないことがあったらいつでも相談できる雰囲気があり、アイデアさえあれば年次に関係なく若手もどんどん新しい提案ができる職場だと思います。企画課で一緒に働いているメンバーには元研究職の方もいるので、自分の周囲では特にそういった雰囲気があるのかもしれません。
プライベートとの両立のために工夫していることはありますか?
計画的に休みを取れるように業務のペース配分を考えています。自分の担当する業務をきちんと進めているという前提で、QSTは休みを取りたいときに取りやすい環境だと思います。私自身は、大型連休の前後などにつなげて、計画的に休みを取って全力でリフレッシュするようにしています。
休日の過ごし方を教えてください
音楽が趣味なので、ギターを弾いたりライブやフェスに行ったりしています!ギターはQSTに入ってから3年目の頃に始めましたが、ギターのおかげで家に帰ってからの楽しみが増えました。バンドに入ってみたり、どんどん新しいことに挑戦できていて、もっと早く始めておけば良かったと思うほど楽しんでいます。
一日の流れ
平均的な勤務日の
一日の流れをご紹介します。
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7:30
起床
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8:30
出勤・メールチェック
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9:00
課の定例会
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12:00
昼食
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13:00
文科省からの依頼への対応
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15:00
評価の会議の資料作成
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18:00
退勤
-
18:30
帰宅・夕食
-
20:00
趣味(ギター)
-
0:00
就寝
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